地球の公転軌道とアナレンマ図

星たびdiary 120219号

2月19日は二十四節気の雨水です

地球の公転軌道とアナレンマ図(雨水)
@A:地球の公転軌道とアナレンマ図で見る二十四節気の雨水の日 (クリック)B:岩屋岩蔭遺跡の測定石にあたる日差し (Photo:M.Higuchi)

二十四節気の雨水

地球の公転軌道図に二十四節気の位置を描き、右側にアナレンマ図を並べました。
天文の約束では春分点を起点にするのですが、この場合は冬至を起点にします。
冬至を起点に、地球が公転軌道を60度進むと雨水の位置に達します。 今年の場合は、2月19日です。

アナレンマ図で雨水の位置

右のアナレンマ図に、二十四節気の位置を示したところへ、 左(公転軌道の雨水)から右へ水平線を引くと、アナレンマ図上で雨水があります。
雨水の日は、太陽の南中時の高さが、冬至から夏至の間の、4分の1を移動します。
また、雨水と霜降は同じ高さにあります。

太陽観測で1年を3分の1ごと

【写真マウスオーバー】 公転軌道図に戻って、雨水と霜降、それに夏至の3点を見ると、ちょうど120度ごとになっています。 1年を3分の1ごとに分ける点です。
古代の人は、この日を重要な日として知ろうとしました。それが、金山巨石群でわかります。
【写真クリック】 金山巨石群の岩屋岩蔭で太陽光が測定石に当たっています。 これを雨水の日と霜降の日に見ることができます。

金山巨石群 冬至約60日後の観測会

日の出と日の入り

太陽が見かけ上、アナレンマの形を移動するため、日の出と日の入りの時刻の変化が下の図でわかります。
名古屋の日の出は、小寒(1/6)の頃は7時01分でしたが、雨水の2/19には6時35分になります。
また日の入りは、大雪(12/7)の頃はは16時41分でしたが、雨水の2/19には17時38分になります。最も早いときと比べて1時間近く遅くなり、夕方が明るくなったのに気がつきますね。


名古屋の日の出・アナレンマ図
名古屋の日の入り・アナレンマ図 ('12/02/18:樋口元康)

Copyright (C) 1999-2012 M.HIGUCHI All Rights Reserved