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星々の大移動

地球の自転運動が公転面に約23.4度の傾斜があるため、地軸は歳差運動を起こす。
そのため、地軸の方向にある北極星は移り変わり、すべての恒星は公転面に平行に移動する。
一周するのに約2万6000年。今の北極星は太古の2万6000年前も北極星であった。縄文時代から歴史時代を経て現在へ。
すべての星々は大移動をしながら、人々はその時その位置の星に注目をしてきた。

星々の大移動

動画は天の赤道を長軸とした エイトフ図法で全天を表している。 図の中央で天の赤道と黄道黄道傾斜角の23.4度で交差する。 この点が春分点である。
歳差運動による星々の動きは、黄道と平行にゆっくり1年で約50秒、25,920年かけて1周する。
天の北極黄道北極は23.4度離れているため、天の北極を通過する星は黄道北極を中心に周回し 赤緯で約47゚南下する。
黄道北極を中心とする北の歳差円と、黄道南極を中心とする南の歳差円の間にある恒星は、歳差運動の動きにより赤緯で約47゚の振れ幅ができる。
このため1万3000年前に見えた星空は今とは全く様相が違っていた。
織姫星ベガが北極星として輝き、 オリオンの三ツ星は夏の南空に低く航行していた。 さそり座アンタレスが冬空高く、 日本列島から南十字星が見えていた。

この星々の軌跡を、赤緯軸と時間軸のグラフに描いた。
縄文時代の始まった1万6000年前から近未来まで、 21個の一等星と目印となる輝星の赤緯が示されている。
例えばアンタレスが夏至の太陽と同じ赤緯にあったのは1万2000年前、 そのアンタレスが真東から昇り真西に沈んだのは紀元前3500年の頃と読み取れる。
このグラフから縄文時代の星空を想像していただきたい。

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